ココロノコト

KOKORONOKOTO

1月21日

2026年1月31日


2025年1月21日。
とても大切な人が亡くなった日です。

その人がいなければ、今の私はここにいません。
to-artも、生まれていなかったと思います。

人にそう伝えると、
「それほど大きな存在だったのですね」と言われます。
その通りで、その人は私の人生を大きく変えてくれた人です。

大切な人を失うという経験は
想像以上に、世界の見え方を変えます。
昨日まで当たり前だったものが、
突然、音を立てて崩れ落ちます。

この喪失は、
単なる哀しみだけではありませんでした。
後悔も、痛みも、祈りも、贖いも、
すべてが同時に存在しています。
どれか一つに整理することは、今もできませんし、
してはいけないことだと思っています。

そして、その人が最期に残してくれたものは
とてもシンプルで、本質的な問いでした。

「あなたは、どう生きるの?」

この問いに、
私はすぐに答えを出すことはできませんでした。
ただ一つ、はっきりと選んだことがあります。

それは、
「自分に誠実に生きること」でした。

誠実に生きるとは、
正解を見つけることではありません。
自分の気持ちをごまかさず、
怖さや迷いから目をそらさず、
選択のたびに立ち止まることです。

そうして生きようとするうちに、
私はもう一つの問いにたどり着きました。

「本当に大切なものは、何だろうか」

この問いは、
誠実であろうとする限り、
避けて通ることのできない問いでした。

答えを求め生きる中で、気付いたことがありました。
人の心には、整理できない感情があり、
簡単に答えの出ない痛みが確かに存在する、ということです。

そしてそれらは、
克服すべき弱さではなく、
人が人として生きている証なのだということも。

1月21日は、
悲しみを思い出す日であると同時に、
私が生き方をごまかすことをやめた日です。

私は、この日を大切に迎えます。
静かに手を合わせ自分に問い直します。
あの人が教えてくれた生き方を、今日も選べているだろうか、と。

蒼い空の向こう側にいるであろう大切な人に想いを馳せ、
私はこの日を静かに弔います。

喪失は、人生を壊すものではなく、
人生の軸をつくるものになることがある。

大切な人に恥じぬように。
そして何より、自分に嘘をつかぬように。
私はこれからも、正直に生きていきます。

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